AJIKAN / WEB INTRODUCTION
阿字観体験版
白い月輪、蓮華、金色の阿字。まず身体と呼吸を整え、月輪観から阿字観へ、短い時間だけ静かに触れてみます。
01 / はじめに
ここでは、入口だけを。
阿字観は、真言密教に伝わる仏道修行です。このWeb版は寺での実習や師僧の指導を置き換えるものではありません。最勝寺で行っている実習と、宮坂宥洪師による阿字観の解説を参考に、初めての方が「調身・調息・月輪観・阿字観」の流れに触れられるよう簡略化しています。
無理をしないでください。
- 運転中・作業中には行わないでください。
- 体調がすぐれない時は行わず、途中で息苦しさや強い不安を感じたら中止してください。
- 像を鮮明に作ろうと力まず、見失ったら静かに本尊へ戻ります。
02 / 調身・発願
身体を整え、慈悲の心を。
- 坐る床では半跏趺坐など安定した姿勢で。難しければ椅子でも構いません。
- 背筋背筋を伸ばし、肩の力を抜きます。顎はわずかに引きます。
- 手慣れている方は法界定印または弥陀定印。初めての方は膝の上に楽に置いて構いません。
- 目本尊を見られる位置に画面を置き、少し目を開いた状態で静かに見ます。
- 心自分のためだけでなく、縁ある人や生きものの安らぎにも心を向けます。
五大願を唱える
衆生無辺誓願度
福智無辺誓願集
法門無辺誓願覚
如来無辺誓願事
菩提無上誓願証
「始める」を押すと、最初に一度だけおりんの音が鳴ります。BGMや終了音はありません。
03 / 正観

まず、吐く息を一つ、二つと数え、十までいったら一へ戻ります。
3:00
04 / 出定
そのまま、少し静かに。
急いで感想を決めず、呼吸と身体の感覚を確かめます。観想が鮮明だったかどうかを採点する必要はありません。
本格的な阿字観は、作法と意味を含めて師僧から学ぶ実践です。寺での実修会を開催する場合は、内容が決まり次第公式サイトでご案内します。
月輪観から阿字観へ
阿字観では、いきなり文字だけを凝視するのではなく、まず呼吸を調え、白い満月輪を心中に観じる月輪観を土台とします。この体験版では、月輪を胸中に引き入れ、身体・部屋・世界へと広げる「広観」、そして静かにもとの大きさへ戻す「斂観」を短いガイダンスにしています。
最後に、月輪・蓮華・阿字の全体を静かに観じます。画面上でうまくできることが目的ではありません。興味を持たれた方は、寺での実習へお越しください。